言葉はからっぽ




          言葉はからっぽだ
          意味はあるようで ない
          同じ言葉を話していても
          心が違えば意味も変わる


          心はあるようで ない
          ないものとないものが
          話をしても
          通じ合うわけがない
          話せばわかるなんてウソだ


          言葉を頼りにしてはならない
          文字にならないことば
          音 にならないことば
          沈黙ということばのなかに
          真実(これも言葉だ)がある


          言葉のない世界には意味がない         
          意味はないけど "在る" がある




[ 2015/06/03 06:50 ] | CM(0)
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  • いないもののように




              なにも残さず
              死んでゆく
              野良猫のように
              わたしは
              死にたい


              生まれて
              こなかった
              こどものように
              この世にいない
              もののように
              わたしは
              生きたい


              生まれることも
              死ぬこともない
              存在の深みで
              ねむりたい


              はじめから
              わたしはいなかった
              生と死は
              大いなる茶番だ


              物語に
              だまされてはいけない




    [ 2015/06/02 08:44 ] | CM(0)
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  • ただ在るだけで





             "ひとり"がさびしいなんて
             だれが決めたんだろう‥‥

             "ひとり"の静けさのなかにも
             満ち足りた豊かさを感じることがある

             たとえば
             美しい夕陽を見たときに

             たとえば
             打ち寄せる波音に耳を傾けたときに

             たとえば
             みどりの木立のなかを歩いたときに

             地球のまあるいおなかにのっかって
             宇宙を呼吸しているぼくたち

             大地に耳をくっつけたら
             地球の鼓動が聞こえてくるよ

             母なる地球の大きさ
             やさしさを感じるとき

             すべてのいのちは
             輪になってつないだ手のように
             "ひとつ"なんだとぼくは思う

             だから
             "ひとり"はさびしくないよ
             そこには限りない豊かさがある

             それは
             きみが生まれる前から
             そこに
             あった

             そしてこれからもずっと
             きみとともにあるんだ


    [ 2013/10/23 19:50 ] | CM(0)
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  • 心の雨宿り

    IMG_2364.jpg



        森のなかにいた。空がにわかに暗くなった。
        木々たちが、ざわざわと音をたてはじめる。


        ひと雨来そうだなと思い、雨宿りの場所を探した。
        とたんに激しい雨。目の前が水煙で白くかすむ。
        

        木の葉の先端に集まった水玉たちが光ってる。
        地面には川のような水溜まりができていた。
        雨はまだやみそうにない。


        しゃがんで水溜まりの川を飽きずに眺めていた。
        大小の泡が生まれたり消えたりしながら流れていく。
        見ている心もいっしょに流れていった。

        
        頭上からぼたぼたと雨のしずくが落ちてきた。
        ひゃっこ!    
      

        時計を見ると40分たっていた。
        ふしぎと退屈はしなかった。
        心が消えていたからだろうか。


        退屈な状況はない。退屈な心があるだけだ。
        そんな言葉が泡のように浮かんでは消えた。
    [ 2012/07/26 09:10 ] | CM(2)
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  • 言の葉供養

    「もの言わぬは腹ふくるる業なり」と言いますが、言いたいことをがまんしてると、
    おなかの中に言の葉がどんどん溜まって苦しくなってきます。
    そうなる前にお掃除しましょ。


    掃除のやり方です。
    人に話すという手もありますが、それだと相手がいるので、
    白猫の場合は、思ったことを紙に書いて発散します。
    それだけでも心が軽くなります。
    書いた紙は燃やすと、さらにすっきりします。


    他には声にだすという手もあります。
    穏やかなやり方では、こんな方法もあります。


    重い思いは成仏させてあげましょう。
    なむあみだぶ。=人=



    言の葉供養



            宛先人に
            届かなかった    
            言の葉たちが    すきま風が
            心の底で      吹くたびに
            乾いた音を     かさこそと
            たてている     泣いている
                      言の葉たち



               捨て場がない
               枯れ葉なら 
               いっそ
               燃やして
               しまいませう


                 なむあみだぶつ
                 なむあみだぶつ


            浮かばれ
            なかった      きっと
            言の葉たちが    心も
            成仏したら     あの空のように
                      晴れるでせう                

                          
    [ 2011/12/10 11:20 ] | CM(0)
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  • 変わらない大切なもの

            スーパーの袋に詰め込んだ
            日常が乾いた音をたてる


            自転車をころがしながら
            えらくもないボクは考える
            お金より大切なもののことを


            何のために生きるのか


            そんな 声にならない声が
            胸の奥でガサゴソ音をたてる


            時間をお金にかえるだけの
            仕事はしたくない


            だけど 仕事をしなければ
            袋の中身は空っぽに
            なってしまうだろう


            大切なものが何なのか


            そんなこと いつまでも
            問い続けていたんでは
            狂ったような社会のなかで
            まともに生きていけやしない


            まともって苦しいなあ


            買い物帰り       
            オンボロ自転車をころがしながら
            えらくもないボクは考える


            一文無しでも 億万長者でも
            変わらない 大切なもののことを


            rinrin1.gif



    (追記)

    この詩を書いたときは、スーパーに詰め込んだ日常をつまらないと思っていましたが、
    いまは食べるものや日用品が当たり前に買える日常がとてもありがたいと思ってます。
    お風呂に入れる、ふとんで寝れる、パソコンも見られる、桜を楽しむこともできます。
    そんな当たり前の日常がいまはとんでもなく大切なものに思えます。

    なんのために生きるのか。

    大切なもののことを忘れないように、自問しつづけること、書き続けること、
    へたりながらも(^^;生き続けることかな、と思っています。

    被災地の皆様の日常が一日も早くとりもどせますように。
    [ 2011/04/05 17:43 ] | CM(0)
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  • 空き缶の悲しみ

            君のぶんまで生きるから

            なんて

            強がってたくせに

            なみだ ボロボロ

            こころ ヨレヨレ

            君と歩いた

            この街の風景は変わらない

            けれど

            僕の心の風景は

            すっかり

            変わってしまったよ

            なのに

            なのに世界は

            昨日と同じ顔をして

            回り続けてる

            バカやろう!

            蹴飛ばした空き缶が

            カラカラと

            泣いていた



            空き缶
    [ 2011/04/01 08:42 ] | CM(0)
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