今日の朝刊に載ってた詩人の長田(おさだ)弘さんの言葉です。
なんとなく共感するところがありピックアップしてみました。
以前は書くのも話すのも好きでしたが、最近は言葉を使うことがおっくうになり、
仕事以外では外に行って一人でボーッとしてることが多いです。
小さな草花や木々の新緑を眺めていると心がやすらぎます。
長田弘さんの『静かな日』と言う詩にも、すごく共感しました。
『ねむりのもりのはなし』は、
老子みたいでおもしろいです。
図書館で詩集を借りてきて読んでみようと思います。
『静かな日』
目は見ることをたのしむ。
耳は聴くことをたのしむ。
こころは感じることをたのしむ。
どんな形容詞もなしに。
どんな比喩もいらないんだ。
描かれていない色を見るんだ。
聴こえない音楽を聴くんだ。
語られない言葉を読むんだ。
楽しむとは沈黙に聴きいることだ。
木々のうえの日の光り。
鳥の影。
花のまわりの正午の静けさ。