一句できました

    サギ



       機を織る鶴にもなれず飛べもせず



新聞の天声人語に紹介されていた川柳が心のツボにはまった。
川柳作家古俣麻子さんの句である。


主婦のかがみにもなれず、キャリアウーマンにもなりきれぬ身を重ねたとあるが、『鶴の恩返し』を思わせる機織りを主婦業に、飛べない鳥を、仕事人として羽ばたけない「我が身、切なし」の心境にたとえた表現が「言い得て妙」と思った。


思えば機織りに似て主婦の仕事は単調で根気がいる仕事だ。
掃除も洗たくも料理も、積んでは崩す賽の河原のごとし。
やってあたりまえ。だれもほめてはくれない。
黙って皿を洗う主婦の心境を詠んだこんな句もあった。



       ひとことを飲み込めばすむ皿洗う




古俣さんと意図は違うが、先の句に白猫の心境を重ねて一句つくってみた。



       地に足を着けられもせず飛べもせず



地に足を着け、この世の仕事も満足にできず、唯一、生きる縁(よすが)としてきた精神世界でも飛翔できず、宙ぶらりんな我が身を嘆いた句です(^^;とほほ。

写真は詐欺ならぬ鷺(さぎ)。笑
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[ 2011/01/09 14:05 ] 写真詩・俳句 | CM(6)
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  • いづみさん、今年もごひいきに^^

    捨て印洗い部。捨て鉢にならず、笑
    死ぬまで生き続けたいと思います。

    「てぶくろをかいに」いいお話ですね^^

    [ 2011/01/12 08:25 ] [ 編集 ]

    同じ思いです

    昨日ラジオを聞いていたら、新成人へのメッセージとして、
    「じたばたしてもとにかく、Stayin' Aliv ステイン・アライブ(生き続けろ)」といっていました。

    今年もこちらにうかがうのを楽しみにしています。(^_^)
    ↓ 『てぶくろをかいに』も雪の夜のお話でしたね。
    [ 2011/01/12 06:24 ] [ 編集 ]

    羊おばさんもそうですか。
    よりどころがないですよねぇ。
    あるがままと言いながら。笑

    生きるのが仕事と思って生きてます。

    [ 2011/01/11 21:40 ] [ 編集 ]

    いつもながら自分にもぴったりあてはまりますね。

    どこにもついていけずに、ただ年を取っていく自分に、
    より所のなさを感じています。

    句が見事に表現されていますwww.
    [ 2011/01/11 20:54 ] [ 編集 ]

    宙ぶらりん、ごまさんもですか。(^▽^)

    この世の人にもなりきれず、猫仙人にもなりきれず、
    ふわふわしているうちに、変なおばさんになっただけ。
    これが白猫の"あるがまま"どす。笑

    身に余るお言葉ありがとうございます☆☆☆
    [ 2011/01/11 16:28 ] [ 編集 ]

    白猫さんへ

    白猫さんの作った歌、まさに私にもあてはまります(笑)。
    でも白猫さんは文章力や詩を作る才能があって、こうしたブログを披露されていて、その表現力はうらやましいです。
    このブログをやっていてくれてありがとう、と言いたいです。
    [ 2011/01/11 15:34 ] [ 編集 ]

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