原発に息子を奪われた母の叫び

20年前に浜岡原発で働いていた息子さんを白血病で亡くした嶋橋美智子さんのお話を聞きました。
息子の伸之さんは原子炉の真下にある計測装置の保守、点検をする仕事をされていたそうです。


被曝量は原子炉が稼働しているときより、停止しているときの方が多いそうですが、
伸之さんの放射能累積量は8年10ヶ月で50.63ミリシーベルトで、専門家たちが
安全と言っている年間許容量100ミリシーベルトをかなり下回る数値でした。


伸之さんは29歳で体中出血しながらお亡くなりになったそうです。
その時の電力会社の対応があまりにも不誠実であったのがきっかけで、
母親の美智子さんは不審を抱き、息子さんの職場へ行っていろいろ調べたそうです。
すると、健康診断で白血球が異常に増えているのに、異常なしと書かれていたり、
放射線管理手帳の数値を後で改ざんされていた事実がわかりました。


会社側は3000万円払うから労災の申請及び、死亡について今後一切の異議申し立てをしないとの書面に判を押させたそうですが、息子さんの死因が被ばくによるものと確信した美智子さんは、その後、反原発グループの人達の力も借りて、労災の認定にこぎつけた経緯を話されています。
国が労災を認めてもなお電力会社は死亡の因果関係を認めず謝罪もなかったそうです。


被ばく労働による、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫再生不良性貧血による死亡は公表されないので正確な数はわかりませんが、反原発グループの人達の調査によると他にもたくさんあるらしいです。嶋橋さんの事例のように、お金で事実を隠ぺいしようとする会社側のやり方に憤りを感じます。


辛い話を淡々と語るお母さんの心の叫びが聞いている者の胸を打ちます。
伸之さんのような方が命がけで仕事をしてくださっているおかげで、
私たちは便利な生活をさせてもらっているのだと思うと、
申し訳なくいたたまれない気持ちになりました。


原発のこと、電気のこと、これまでの生活の見直し、これからどうしたらいいのか、
これをきっかけに、みなさんもいっしょに考えてみませんか。


全部で2時間半くらいありますので、最初の20分飛ばして見てください。
読み込みに少し時間がかかります。




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[ 2011/04/03 19:55 ] 未分類 | CM(0)
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