悟りビジネスにご用心

目に見えないもので商売することに違和感を感じると前に書いたことがあります。


スピリチュアルとお金


上記の記事にでてくるAさんのすすめる瞑想について、
伝授を受けたひとが感想を書いているのを見て、
Aさんに対する見方が変わりました。


Aさんのブログを読んで大いに共感し、このブログでも度々紹介していただけに、
「まさか」と思いましたが、「やっぱりそうか」という思いも正直ありました。


わたしの感じたところでは、
Aさんも最初は悟りを広めたいという純粋な動機で活動されていたようです。
講演会もはじめた当初は無料で、その後も500円だったそうですし、
いまは3.000円ですが、それもまあ妥当な値段かと思います。


ブログが人気ランキング上位になり、読者が増え、講演会の回数も増え、
本の出版ラッシュに続き、CDやDVDの発売など忙しくなり始めました。
白猫も本やCDを買い、講演会は3回(うちコラボ1回)行きましたが、
このころはまだ○○○○塾のファンでした。


しばらくして瞑想の伝授を始めた頃から、かすかな疑問を感じ始め、
文章を読んでも、どこかひっかかりを感じることが多くなり、
Aさんに対してだんだん距離を置くようになりました。
ブログも業務連絡(宣伝)のような記事が増えてきたので、
あまり見に行かなくなりました。


で、上記の瞑想体験者の話にもどります。


4万7千円払って伝授を受け、瞑想を始めたものの、これと言った変化もなく、
フォローアップの集まりに行ったら、Aさんからさらにその上の瞑想をすすめられ、
引いてしまったと書かれていました。ちなみに瞑想は5段階まであるそうです。


じつは、この瞑想には白猫も興味がありましたが、
長年TMの幹部講師をしていたB氏の発案と知り、
TMと同じかもと思い受けるのはやめました。
やめてよかったと思います。


ちなみに、Aさんの瞑想の師匠でもあるB氏のマントラテープを持ってます。
眠たくなるだけで聞いてもなんの効果もありませんでした。


結論を言うと、一般的な意味で瞑想はいいと思います。
心が落ち着くなどの効果があります。坐禅といっしょです。
ただ、瞑想や悟りをネタにお金儲けするんは、
いかんやろと白猫は思うんです。


それに、瞑想と悟りに因果関係はありません。
瞑想したから悟れるわけじゃないんです。


「悟りはハプニング(たまたま起きること)」


Aさん自身がいつも言ってることです。


悟りは努力して得られるものでない。
ましてや、悟りはお金では買えません。


言ってることとやってることが違う。
Aさんに対する一番の疑問点です。


もとより、ご本人に悪意はないと思いたいですが、
効果のないものに高いお金と時間をとられた人の身になれば、
悪意はなかったではすまされません。


物なら返品できますが、見えないものはそれもできません。
返金もしてもらえず、残ったのは後悔だけということに。


スピリチュアルは893な世界。
賢明なかたは近づかないほうが身のためです。
棚ぼた式願望実現法や引き寄せの法則なども
自我の欲望をあおる怪しい法則です。


だまされないよう、お気をつけください。
自戒をこめて^^;
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[ 2012/02/08 17:34 ] satorix | CM(6)
  • EDIT 


  • 初心者さん

    「お金がなくても心がお金持ち」

    ミャンマーの瞑想センターは、清々しいところですね^^
    私もスピリチュアルは特別なところで学ぶものではなく、
    身近な日常生活のなかで学んでいくものと思っています。
    「真我が目覚めるとき」のかたもそうですが、
    特別な修業をしなくとも目覚めた人もいます。

    私も原発事故がきっかけで、この社会がいかに経済と権力を中心に動いているのか、あらためて気づかされ、そんな世の中がつくづく嫌になりました。

    本当の自己に目覚める人が増えて、世の中が変わる日が来るのを願っています。コメントありがとうございました。
    [ 2013/12/14 15:38 ] [ 編集 ]

    悟りとお金は相容れないもの

    「悟りとお金は相容れないもの」、全く同感です。
    先日、ミャンマーに行ったときに、たまたま瞑想センターを見てきました。
    お金の気配はなかったです。
    通訳の人は、瞑想のすばらしさをいい、「お金がなくても心がお金持ち」と笑いました。
    無名の市井の人でありながら、悟っておられるような雰囲気をただよわせており、功徳のため人につくすのだそうです。
    私にとってのリアリティは現実につながりのある人で、スピュリチャルを教えてくれる未知の人ではないんだなあと今回改めて思いました。

    私は原発事故による東京からの移住者です。
    お金によって世の中が壊されていったと強く感じる者です。

    ビジネスとはっきり名乗ればいいのに。
    いい商品は誰かのビジネスによって自分の手元にやってくることを思えば、普通の経済行為だと思うからです。
    それによって満足を得られる人がいるならば。

    ご紹介ありがとうございました。違和感は私だけではなかったのだと、頭がすっきりしました。
    [ 2013/12/14 14:27 ] [ 編集 ]

    初心者さん。はじめまして^^

    アクセス解析を見るとわかるんですが、「悟りビジネス」で検索して来られるかた他にもけっこういます。Aさんの◦◦◦◦塾へ行かれたんですね。

    最近はどうか知りませんが、ブログのコメント欄を見てもAさんを賞賛するものばかりで、ちょっとした違和感は私も前から感じていました。いまの講演会もそんな感じなんですね。

    これは他のスピ系セミナーでの話ですが、ここぞと言うところで気分を盛り上げる音楽を大音量で流したりするところもありました。まわりを見るとみんな酔ったような表情になっていて、ちょっと異様な雰囲気でした。

    悟りとお金は相容れないもの。これは私の観念とも言えますが、ネットで目にする覚醒者さんたちは、目覚めたあとにどうして、揃いも揃ってセミナーだの個人セッションだのをされるんでしょうね。料金もけっして安くはありません。目覚めの学習キットまで売ってるとこもありましたよ(^^;

    右側にリンクしている「真我が目覚めるとき」を書かれているかたは覚醒者だと思われますが、そういった商売っ気がまったくなくて読んでて清々しいです。よかったら訪ねてみてください。
    [ 2013/12/14 12:56 ] [ 編集 ]

    同感です

    はじめまして。
    おととい、○○○○塾のAさんの講演会に行って、もやもやしたものが残り、「悟りビジネス」で検索したところ、ここがヒットしました。
    全く同感です。

    会場は異様な雰囲気でした。
    Aさんの熱烈なファンによる疑問を初めから排除しているところで成り立つ講演。
    わかっているものが偉いというヒエラルキーを感じました。
    スピュリチャルなものを理解しているつもりでしたが、そうであるからこそ、この違和感は納得できないものでした。

    おまけに瞑想が5万円弱の金額です。
    ひろめたいものならば、なぜ実費プラスアルファにしないのか。
    説明がありましたが、納得いくようなものではありませんでした。
    わかる人はわかるといったような説明です。

    しかしながら、Aさんもただの人といったことではないのだろうかと思いました。
    初めはそうではなかったのでしょうね。
    過大な期待は禁物ですね。
    [ 2013/12/14 09:35 ] [ 編集 ]

    荻野さん、こんばんは^^

    >スピリチュアルは893な世界

    人里離れた村はずれのブログなので、だいじょうぶだと思います。
    ありがとうございます。


    私が経験したところでは、かなり怪しい世界です。
    娯楽として楽しむにはお金がかかるので、
    経済的にゆとりのある人でないと続きません。
    開運を謳ったパワーグッズも高額なものが多いです。
    私もいろいろ買いましたが、いまはタンスのこやしになってます。笑

    >主宰者の主張と行為の一貫性で評価する。

    なるほどそうですね。
    私は宮沢賢治や中国の老子が好きです^^
    [ 2012/02/11 22:23 ] [ 編集 ]

    スピリチュアルって、人気ありますね。

    お邪魔します。貴重な体験談、興味深く拝読しました。一部の宗教の世界と同じようなものですね。

    >スピリチュアルは893な世界。
    >賢明なかたは近づかないほうが身のためです。

    ここまで書いて大丈夫でしょうか。スピリチュアル、人気ありますからね。私が近づくことはないでしょうけど。

    大雑把に分けると、
    悟りのようなものを教えるのは、無料であるべきだ、金儲けするべきではない、という価値観があって、

    一方では、これもビジネス。ニーズがあるから成立するんだ、だめなものは淘汰されるはず、という価値観もあり得ますね。そうはっきり言ってるところは余りないでしょうけど・・・。

    私は、主宰者の主張と行為の一貫性によって評価すればいいのかな、という考え方です。もし、主宰者が善行・利他愛・自己犠牲などを説き、欲望や利己主義を批判するのなら、金儲けは言行不一致になるので好ましくないと思います。ま、当たり前ですね。

    主宰者も霞を食っているわけではありませんし、色々な経費もかかるでしょうから、ほどほどの料金(公序良俗?に沿った料金)なら目くじら立てるつもりはありませんけど・・・。一休さん、良寛さん、ガンジーさん?みたいな人が私は好きですけど、私自身はそうではありませんから、余り人に過大な要求は出来ないかな、と。では。

    [ 2012/02/11 17:15 ] [ 編集 ]

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