運命は決まっているのか

インドには個人の過去から未来までを正確に記す予言書がある。

それを遺した聖者の名から人々は「アガスティアの葉」と呼んだ・・・

私は友人に誘われ予言書の場所まで旅の途につく。

人生とは運命か・・・ それとも意志か・・・ 
この問いを胸に。

が・・・ そこでの体験は科学で説明できるものではなかった・・・




昨日、あるブログを読んでいて、
青山圭秀さんの『アガスティアの葉』に書かれていたことをふと思い出した。
青山さんと言えば処女作の『理性のゆらぎ』を読んで衝撃を受けた記憶がある。
本が出たのが1993年というからもう19年前になる。


京都に来られたときに一度だけ講演を聞きに行ったことがあるが、
写真の印象どおりの物静かで知的な雰囲気のあるひとだった。


残念ながら本は古本屋に売ってしまったのでいまは手元にない。
詳しい内容は忘れてしまったが、人の運命について書かれたものだった。


アガスティアの葉とは南インドに実在するふしぎな葉っぱのことで、
そこには個人の一生についてこと細かく予言する言葉が記されている。
ちなみに葉っぱは探しにくる人全員の分が保管されていると言う。


青山氏の体験によると、自分のことだけでなく両親のことまで的中していたそうだ。
後に出た本にも書かれていたが、恋愛や結婚相手についてもあたっていたらしい。
ここまであたると、本人としては信じないわけにはいかなかったことだろう。


一連の青山氏の本がきっかけで、サイババとアガスティアの葉ブームが巻き起こり、
インド行きのツアーが次々と企画されていた当時のことをよく覚えている。
しまいには本人の代わりにインドまで葉っぱを探しに行ってくれる
検索代行サービス業者まであらわれた。


しかしブームは長くは続かず、しだいに下火になっていった。
アガスティアの葉が偽物ではないかとの噂が流れるようになったからだ。
当時、検索代行サービスをしていた人が次のようなことを書いている。



アガスティアの葉は本物だろうか



アガスティアの葉の真偽はさておくとして、
はたして、人の運命は生まれたときから決まっているのだろうか。
白猫は決まっていると思っている。


一方で「運命は自らの力で切り開ける」とする考えもある。異論はない。
努力したりがんばるのが好きな人には合っていると思う。
白猫はなまけものなので、がんばるのが苦手だ(^^;


仏教学者のひろさちやさんは、がんばるのは悪、あきらめるのは善、と言われているが、
「あきらめる」は事実を「明らめる」という意味で、本来ネガティヴな意味はないそうだ。
対極にある「がんばる」は「我を張る」という語源があるらしい。


あきらめるのをよしとするのは仏教的な生きかたで、
アメリカ的な成功法則などは、がんばる生きかたになるだろう。
いまの日本では後者の生きかたが主流になっているようだ。


思想や哲学は薬のようなものだから、合わなければかえって毒になる。
じぷんに合うほうを選択すればいいと思う。
ここでは運命決定説について述べたい。


人生のシナリオが細部にいたるまで決まっているのだとしたら、
どちらの考えを選択するかもすでに決まっているのではないか。
自由意志というのは自我の幻想で、もっと言うならば自我すらも
シナリオの一部ではなかろうか。


我々はお釈迦様のてのひらで遊ばされている孫悟空なのか。
似たようなことを前にも書いたことがあった。


興味のあるかたは読んでほしい。→「自由意志についての考察」


仮に人生がシナリオどおりだとしても、なげやりになる必要はない。
なぜなら、本人にはどんなシナリオか知ることはできないのだから。
分からなければ決まっていないのと同じことである。
かりそめの自由意志をおおいに楽しめばよい。


数多ある情報のなかで出会う情報も決まっている。
すべてはその人が持って生まれた縁によるものだ。
縁とは遺伝子に書き込まれている情報のことである。


同じ情報に出会ってもなにも感じない人がいるのは、
遺伝子の情報が人それぞれに違うからである。
同じ周波数をもった音叉が自ずと響き合うように、
あなたの魂に響く情報があなたにとっての縁なのだ。


以上はあくまでも白猫の私見(妄想とも言う)である。
合わないかたは笑って読みとばしてほしい。
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[ 2012/05/30 06:26 ] satorix | CM(3)
  • EDIT 


  • 荻野さん

    不思議好きで昔はこういう話に傾倒していました。
    臨死体験とか生まれ変わりとかの本もたくさん読みましたが、
    おっしゃるように海外の翻訳物が多かったですね。

    真偽はともあれいろいろ楽しませてもらいました。
    熱が冷めたいまは趣味程度におさえてます。笑



    とおこさん

    私も青山さんの本には惹かれるものがありました。文章もうまかったですしね。
    当時はわたしのまわりでもインドに行ってきたと話す人がたくさんいて、
    うらやましく感じたものです。

    サイババさんについては、いろいろとよからぬ噂もありましたね。
    スピリチュアルもこれからは質が問われる時代なのかもしれません。
    [ 2012/05/30 15:13 ] [ 編集 ]

    私の私見は・・・

     お邪魔します。梅雨入りが近づいてきました。
     運命は決まっているか、いないか、ですが、私の答えは「分かりません」ですね。どちらでもいいですし、確かめようもないので、そういうことを意識しなくてもいいかな、といったところです。
     「アガスティアの葉」というのは、そういうものだったんですか。名前だけしか知りませんでした。
     ちょっと脱線するんですが、日本で注目される超自然?現象(宇宙人・未確認生物・生まれ変わり・・・)みたいなものって、けっこう外国発が多いような気が・・・。つまり誰もが気軽に確認できる東京のど真ん中に起こるようなことって余りないような気が・・・。その辺、なんか怪しいな~と思ってしまうのですが・・・。偏見だったら、すみません。
     それでは失礼します。お元気で。
    [ 2012/05/30 10:46 ] [ 編集 ]

    懐かしい。夢中で読みました。
    あのころは 自分もアガスティアの葉を読んでもらいに
    インドに行きたいと思ったりしておりました。

    著者は 心の純粋な方に思えました。
    ただ サイババに関しては よくわからないと思ったものです。

    スピリチュアルな世界へ引かれ始めた頃です。
    [ 2012/05/30 10:46 ] [ 編集 ]

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