輪廻転生の真実

マハルシ





『覚醒の炎〜プンジャジの教え』より抜粋

*プンジャジ(パパジの愛称で親しまれたラマナ・マハルシの弟子)



あるとき、私はガンジス河の岸辺に一人座っていた。
そのとき、私は自分の輪廻転生の物語すべてを見たのだ。
それがどのようにはじまり、異なった種の生命から生命へと転生していくのかを私は見ていた。

その中で私はあらゆる種類の海洋生物、魚だけではなく、数知れない海中の生き物の生命を通り抜け、
岩石としての生命、植物としての生命、動物としての生命を経て、人間としての生命にたどり着いた。
そこには別の惑星での生命さえあった。私はそこで異なった身体と異なった心をもっていた。

この過程が流れていく間、私はこれらの身体を通して生きてきたことを知っていた。
だが、同時にガンジス河の岸辺に座っている自分にも気づいていたのだ。
岸辺に座りながらこれらの生命の流転を見ていた私は、あたかも一つ一つそれぞれの
生命の一生を体験しているかのように感じられた。

これを説明することは不可能だ。だが、望みさえすれば今でもそのときに見たことを見ることができる。
これとは別の機会に、私はより現在に近い人間としての生も見たことがある。

この長い転生の過程の最後に、私は私の師ラマナ・マハルシの姿を見た。
そして、あたかもそこにいるように彼が目の前に立って現われた瞬間、
誕生の連鎖は終焉したのだ。

さて、この出来事全体の奇妙な点は、
私がこれらすべての何百万年もかけた生命の流れを再体験している間、
ガンジス河の岸辺での時間の経過は一秒にも満たなかったということだ。

真我に帰りついたとき、それまで体験してきた無数の転生における時間の経過は
実在ではなかったということを、あなたは即座に理解する。
それは一瞬の時のように見える。

我が家に帰りついたとき、あなたはこの秘密を直接知って大笑いするだろう。
体験している間、それはひじょうに長い時間に見える。だが終焉するとともに、
それはほんの一瞬の想像がただ拡張されただけにすぎなかったということを知るのだ。





今、私は自分の直接体験から、すべての現象が一瞬のうちに現われると言うことができる。
これがあなたが時間を超えたときに明らかにされる秘密なのだ。

それと同じことが夜中に起こる。夢の中で途方もない時間が流れたように感じられる。
だが、目を覚ましてみると眠りについてからほんの数分しか経っていないことに気づく。
夢の中で一生を過ごすこともできる。そして一生分の苦悩を味わうこともできるのだ。






補足<白猫案>

輪廻転生は自我の視点から見れば存在するが、実在である真我の視点から見ればない。
輪廻転生するのは自我<心>なので、真我に目覚めるまでは転生という夢のサイクルは続く。
というふうに理解しました。あくまでも白猫案です。詳しくはこちらを聞いてください。
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[ 2014/07/01 09:01 ] satorix | CM(0)
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