中村仁一先生講演『自然死のすすめ』




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とある訪問先でのこと。エンシュアリキッドを手にした訪問看護師さんが、
「一日に3本のんでくださいね」と利用者さんにすすめていた。

エンシュアリキッドとは食事がわりにもなる缶入りの栄養ドリンクのことで、
病院では口から食べられない患者さんの経管栄養食としても使われている。

利用者さんが最近あまり食べられないと言うので、栄養と水分補給のためにすすめているようだが、
一日3本は無理だろうと思い、利用者さんに「のめますか」と聞いてみたら、
飲むとおなかがふくれるのであまり飲めないと言われていた。さもありなん。

おなかがふくれて、ごはんが食べられなくなったら逆効果のような気もするが、
介護職は指示されたとおりに飲めよ、食べよとすすめるしかない現状である。
白猫は無理にはすすめず、水分補給には麦茶やアクエリアスをお出ししている。

医師は毎日点滴に来なさいと言ってるそうだが、利用者さんが言うには点滴に2時間くらいかかるので
疲れるそうだ。点滴をしてもからだが楽になった感じはしないとも言われていた。

高齢者は熱中症になりやすいので水分補給は必要だと思うが、見たところ元気で
ぐったりしているわけでもない高齢者に毎日点滴をする必要があるのだろうか。
場合によっては措置入院もありと聞いて疑問はふくらむばかりである。

その日の水分摂取量をノートに記入しながら、いまの医療や介護って
ほんまに利用者さんのためになってるんやろかと思うこのごろである。
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[ 2014/07/29 09:36 ] 介護 | CM(2)
  • EDIT 


  • いのちの長さより質を選択されたのですね。
    叔母様の勇気ある決断にエールを送ります。
    末期でありながら3ヶ月たったいまも穏やかに過ごされているとのこと。
    中村先生がおっしゃってることはやはりほんとうだったんですね。

    私はがん検診はもとより健診も受けていないので、がんがあっても知らぬが仏。
    そのまま老いるにまかせ、自然死できたら幸いと思ってます。
    叔母様の穏やかな日々が一日でも長く続きますようお祈りしています。
    [ 2014/07/30 07:40 ] [ 編集 ]

    動画、拝見いたしました。
    今、叔母が末期ガンで闘病中です。
    乳がんが肺と肝臓と脊髄に転移し、脊髄が骨折して下半身不随です。
    治療を選択するとき、「このままではあと半年。抗がん剤治療をすると一年、どうしますか」と言われ、叔母はたとえ治ったとしても折れた脊髄は戻らず、不随のままだと知って「なにもしない治療」を選択しました。
    そして、ホスピス施設に入所し、3か月が過ぎました。
    少しやせましたが、穏やかに過ごしています。末期がんはあちこちチューブをつけながら、苦しんで死ぬというイメージがあった私には驚きでした。
    私も苦しい思いをしながら半年寿命が延びるより、穏やかに半年過ごせる方を選びたいです。4月に「あと半年」と言われた叔母ですが、もしかしたらもっと長く生きられるかもしれません。
    [ 2014/07/30 06:25 ] [ 編集 ]

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