怒りの根底にある悲しみ

「ネコが合わない夫婦」にも書いたのだけれど、相方は無口であまり人と話をしたがらない。
慣れたとは言え、話しかけても返事がないと無性に腹が立つこともある。
聞こえない場合はともかく、意図的にだまりこまれると激昂してしまう。


怒りは他人はもとより自分をも傷つける。なんとかならないものかと思い、
話しかけて返事がないと、なぜ腹が立つのか自己検証してみた。
すると以下のようなことがわかった。




返事がないと腹が立つのはなぜか?

          ↓

無視された気がする。無視されたら腹が立つのはなぜか?

          ↓

軽んじられた気がする。軽んじられたら腹が立つのはなぜか?

          ↓

自分はだいじにされる価値がない、愛される価値がない。




自分で書きながら、こんなことを感じていたのかと驚いた。
さらに突き詰めてみると、怒りは悲しみが姿を変えたものだった。


悲しみのなかには、不安、寂しさ、無力感、見捨てられた感じ、途方に暮れた感じなど、
いろいろな感情が混ざっていた。たぶん子どもの頃に感じていた感情なのだろう。


子どもの頃、両親は共働きだったので一人で留守番することが多く、
夜は残業で9時くらいまで帰ってこない日もあった。仕事だとわかっていても子ども心に寂しかった。
愛されてなかったかと言うとそんなことはなく、娘一人で両親には可愛いがられて育った。


それなのに、家で一人にされたことが、どうして、見捨てられた感覚につながるのか。
大人の自分には理解できない気もするが、子どもに限らず感情とはそういったもので、
頭がなんと言おうと感じるものはしかたがない。


子どもがよく母親の言うことを聞かず、駄々をこねている場面を見かけるが、
人目を憚らず大声で泣ける子どもはまだいい。泣いたカラスは笑えるからだ。


ちなみに相方も幼い頃に父親を亡くし、母親が働きに出なければならず、
一時、親戚の家に預けられるなど、寂しい幼年時代を過ごしたそうだ。


子どもの頃に感じた否定的な感情が、大人になっても癒されないままに、
人生に暗い影を投げかけているのだとしたら、こんな不自由なことはない。


心理学の用語にインナーチャイルドと言うのがあるが、
私達の心のなかには傷ついた子どもがいまも生きていて、
その存在に気づいてほしくて泣いているのかもしれない。
白猫メルヘン「インナーチャイルド」



はたして、気づいたことで今後の自分の対応が変わるのか。自己検証を続けたい。
検証のやりかたは、こちらのブログ記事を参照させていただきました。
関連記事
[ 2015/06/14 14:19 ] 心と体 | CM(2)
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  • 男女に限らず

    人と人、合う合わないは たしかにありますね。
    男女の場合は脳の違いも関与しているようです↓

    http://shironekoan.blog92.fc2.com/blog-entry-1085.html

    以心伝心と言う言葉がありますが、それができるのは心の通い合った者同士で、ふつうは話をしないと分かり合えないと私も思ってます。相手は自分を映す鏡と言う見方もあるので、内面を知るワークに取り組んでいます。いま書きながら思ったんですが、自己を知るというのが、この人(白猫)のライフワークのような気がします。
    [ 2015/06/15 07:28 ] [ 編集 ]

    夫婦って不思議ですね。
    芸能人が離婚する時、「性格の不一致」という言葉を
    使いますが、「合わないならなんで結婚したんだろう?」
    とよく思ったものです。

    まあしかし、そういう私も途中で結婚生活を断念したしたわけで、
    よく考えてみたら、なんでこんなにあわない人と結婚したんだろうと
    思います(笑)

    最後の決定をする直前に、彼と今まで思っていたことを全部話し合って、
    その時はじめて「私はこの人のこと、何も知らなかったな」
    と思い、驚きました。
    他人と添い遂げようと思ったら、お互い理解し合おうと努力する必要が
    あるんだということを学びました。
    「黙っていても通じる」ことはけしてないですね。
    [ 2015/06/15 06:39 ] [ 編集 ]

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