洞窟おじさん

昨夜見た4話完結のBSドラマ『洞窟おじさん』最終回がよかった。実話である。
幼い頃から両親に虐待され、兄弟にもいじめられ13歳のときに家出。
43年間、山で洞窟暮らし。原始人さながらのサバイバル生活をした。


山暮らしで知り合った親切な(と思ってた)人にだまされ、あげく、ののしられショックを受ける。
生みの親に愛されなかった自分、虐待された子ども時代の記憶が何度も何度もよみがえり、
自分は生きる価値がない人間だと思い込んでしまったおじさんは、死のうと決めて、
富士の青木ヶ原樹海へ入るが、自殺者の遺体を見て思いとどまる。


生きるために、こんどは川原で魚を捕って生活するが、
平穏な日々も長くは続かず、川原から追い出されそうになる。
生活の糧となる魚捕りを禁じられ、切羽つまったおじさんは、
自販機のお金を盗ろうとして警察につかまった。


裁判では執行猶予がついて山間にある障害者施設に預けられた。
この施設のかたの対応がすばらしく、両親から受けたトラウマから
他人に対して心を閉ざしていたおじさんが変わっていく。


施設の入所者ともうちとけて、喜んで施設の仕事を手伝うようになっていた。
人の喜ぶ顔が見たいからと、職員の女性が好きなブルーベリーを栽培し、
ジャムにして売っている場面でドラマは終わった。


お世話になったその女性職員さんに、おじさんが照れながら言った台詞にウルっとした。


「生きるって楽しいな。あんたに出会えてよかった。ありがと」


ほかにも愛犬シロとの別れや親切な農家の夫婦とのふれあい、初恋などなど、
数々の感動場面があったが、とてもここでは書ききれない。
小説を上回るすごい人生だなと思ったら、も出ているそうだ。


ドラマの最後に、ちらっと、ご本人の写真が出てきた。
目が笑ってるみたいな、おだやかな、とてもいいお顔をされていた。


洞窟おじさんに幸あれ!
思わずそう言いたくなった。
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[ 2015/10/23 16:54 ] つれづれ | CM(2)
  • EDIT 


  • 脳が萎縮するんですか。こわいですね(^^;
    多重人格も防衛反応でなるそうです。
    おじさん、過酷な人生でしたけど、
    いい人に出会えてほんとよかった。
    [ 2015/10/25 22:54 ] [ 編集 ]

    私も番宣ですが、ちらっと見ました。
    すごい話ですね。
    こないだネットのニュースで、読んだのですが、
    小さい頃虐待を受けた子どもは、
    無意識の防衛反応で、ひどいものを見ないように、ひどい言葉が
    聞こえないように、脳が萎縮するんだそうです。。。
    最後がハッピーエンドでよかったです。
    [ 2015/10/25 19:51 ] [ 編集 ]

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